2017年度ノーベル平和賞は国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」
に授与!!
ノルウェー・ノーベル委員会は10月6日午前11時(日本時間同日午後6時)、
今年の平和賞を国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に授与すると
発表しました。数百のNGOが参加するICANは、2007年に発足。スイス・ジュネーブに
本部を置きます。授賞理由は、核兵器の使用がもたらす壊滅的な人道上の結果に注意を
向けさせた働きと、条約による核兵器禁止の実現に向けた多大なる尽力に対してです
(プレスリリース)。
7月7日、ニューヨーク国連本部での会議において各国は「核兵器禁止条約」を採択しました。
法的拘束力を持つ核軍縮関連の条約としては、実に20年ぶりの交渉成立となります。
採決に先立ち、WILPF国際本部から、秋林こずえ国際会長、および本部の軍縮担当役員
(Reaching Critical Will) 数名が、条約の成立を求めるデモ行進に参加しました。
WILPF本部の機関紙 “WOMEN‘S INTERNATIONAL LEAGUE
FOR PEACE & FREEDOM” は、ICANのノーベル平和賞受賞の記事を
下記の見出しで掲載しています。
“ INTERNATIONAL CAMPAIGN TO ABOLISH NUCLEAR WEAPONS (ICAN)
HAS BEEN AWARDED THE 2017 NOBEL PEACE PRIZE ”(October 6, 2017)
WILPF日本支部の英文読書会では、今月の教材として本記事の和訳に取り組む予定です。