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WILPF (Women’s International League for Peace and Freedo

 WILPFは、1915年(大正4年)、第一次世界大戦の最中、武器のない平和な世界を希求する、欧米諸国の女性たちが中立国のオランダ・ハーグに集まり結成した世界で最初の女性の平和団体です。世界的な軍縮・女性に対するあらゆる権利・人権的正義・経済的公正の実現とあらゆる形態の暴力の廃絶を目指して活動をしています。
 
 ジェーン・アダムス(初代国際会長)が1931年、エミリー・G・ボルチ(2代国際会長)が1946年ノーベル平和賞を受賞しました。1948年に国連経済社会理事会の協議資格(ECOSOC)を取得し、以来、国連ロビー活動は重要な柱の一つです。スイスのジュネーブに国際本部を置き、専従の事務局長(Secretary General)の他、専従のスタッフが団体としての運営を管理し、 軍縮インターンと人権インターンとともに国連ジュネーブ本部でのロビー活動をし、主に、国連人権理事会や国連軍縮会議を監視 しています。
 
 毎年3月8日の国際女性・平和デーでは他のNGOとともに軍縮セミナーを開催し、国際本部では主に国連人権理事会や国連軍縮委員会を監視します。ニューヨークの事務所では、専従スタッフ、プロジェクト担当スタッフ(国連安全保障理事会決議1325号の監視を行う「Peace Women プロジェクト」・核廃絶活動を行う「Reaching Critical Will プロジェクト」)、およびインターン達が、国連ニューヨーク本部でのロビー活動を行っています。国連婦人の地位向上委員会(Commission on the Status on the Status of  Women)年次総会では参加NGOの中心的役割を担い、国連第一委員会や核不拡散条約(Non-Proliferation Treaty)見直し会議でも活発にロビー活動を行っています。3年ごとに持ち回りで開催される国際総会で、次の総会までに取り組むべき重要課題を設定し、その実現に向けて地道な努力をしています。
 
 2015年4月、国際本部は100周年記念大会をハーグにおいて開催し、コングレスすなわち総会において 秋林こずえ日本支部理事が国際会長に選出されました。

国際本部所在地

GENEVA OFFICE
  Women’s International League for Peace and Freedom
  Rue de Varembé 1
  Case Postale 28
  1211 Geneva 20
  Switzerland
 
  Email: secretariat@wilpf.ch

  Telephone: +41 (0) 22 919 70 80
  Fax: +41 (0) 22 919 70 81
  
NEW YORK OFFICE
  Women’s International League for Peace and Freedom
  777 UN Plaza, 6th Floor
  New York
  NY 10017
  USA
 
  Telephone: (+1) 212 682 1265
  Fax: (+1) 212 286 8211

各国支部  (2016年現在38カ国)

 
アルバニア・アフガニスタン・アオテアロア/ニュージーランド・オーストラリア・ボリビア・
カナダ・カメルーン・チャド・ コロンビア・コスタリカ・DRC・デンマークフィンランド
フランス・ガーナ・ドイツ・インド・イスラエル・イタリア日本・レバノン・メキシコ・
ネパール・オランダ・ニカラグァ・ナイジェリア・ノルウェー・パキスタン・
パレスチナ・フイリッピン・ポリネシア・スペインスウェーデンスイス・ウガンダ・
イギリスアメリカ・ジンバブエ