<沿革>
婦人国際平和自由連盟(WILPF)が、オランダのハーグで結成されたのは、1915年
(大正4年)です。
日本支部は、1921年(大正10年)に婦人平和協会として結成され、1924年(大正
13年)年にWILPFの支部となりました。
初代会長は日本女子大学校 教授井上秀です。第二次世界大戦中の活動休止の
時期を乗り越え、1947年(昭和22年)に日本女子大学校上代タノなどが再構築し
ました。
その後、1963年(昭和38年)に婦人国際平和自由連盟日本支部に改称、現在に
至ります。
事務所は日本女子大学成瀬記念館分館から、同大学桜楓別館に2014年より
移りました。
現在の会長は日本女子大学教授増子富美です。
<目的と事業>
本会は人種・宗教・政治・思想的立場を超え、恒久的平和を願う女性の力を結集し
て、戦争のあらゆる原因を排除し、いかなる紛争も武力や暴力によることなく解決
するために、自ら学び行動することを目的としています。この目的を達成するため
に次の事業・活動を行っています。
① 女性の地位向上および国際協力推進のための講演会・研究会などの開催
② 青少年の平和教育のためのセミナー・研修会などの開催
③ 国際親善・異文化交流・相互理解推進などの活動
④ 国際本部・各国支部への協力・交流
⑤ 機関紙(会報)「婦人と平和」の発行ならびに広報活動
⑥ 国内の平和活動でWILPFの主旨に適うものに参加
⑦ 上記①~⑥の目的を達成するための事業
<会員の申し合わせ(入会の申し込み 参照:お問合わせ先)>
婦人国際平和自由連盟日本支部の構成員は、上記の事業および活動を行うに当た
り、誠実な会務への参加、品位ある行動を通して会員および会の発展に寄与します。
また、当団体に関連の論文、著作物、事業報告などの発表を含め、情報の適切な取
扱いに努めます。
<組織・運営>
日本支部の組織運営は、理事会により行われます。理事会は次の理事で構成され
ます。
会長 1名
副会長 2~4名
理事 (15~25名)
会計監事 2名
理事は、理事会を組織し、総会の権限に属する事項以外の事項を決定し執行し
ます。
通常総会 年 1回
定時理事会 年11回 (除く 8月)
地方支部 (8地方支部)
全国に8地方支部があり、地域に根差した事業および活動を行っています。
<事務所>
住所 〒112-8681
東京都文京区目白台2-8-1 日本女子大学内
(JR山手線目白駅 都営バス6分、地下鉄メトロ副都心線
雑司ヶ谷駅徒歩 10分)
TEL/FAX 03-3944-6730
<委員会>
会員は下記の委員会においてさまざま活動を行います。
事業 活動資金調達のための各種事業
会員
① 会員名簿の管理
② 新入会員募集(会費納入促進)
③ 地方支部との連携
編集
①「婦人と平和」の編集・送付
②「日本女子大学生涯学習センター(LLC)連携講座・研修会報告書」
編集・発行
広報
① 新しい入会案内の作成
② 会の活動を多くのひとへ周知(催事等のチラシ作成等)
③ 名刺・ネームシール(有料)の受注及び作成
④ ブログ・ホームページ等の管理
海外支援 会員の寄贈による夏物衣料等をフィリピンへ送付
平和教育
① 日本女子大学生涯学習センター(LLC)連携講座・研修会の企画・運営
② 他団体からの平和に関する文書の紹介
Young WILPF JAPAN (青年)
① 意見交換会・勉強会
② 日本女子大学目白祭への参加
③ 留学生との交流会
読書会
① 英文読書会 国際本部機関紙(英文)等の講読・翻訳
②「現代を考える」
国際本部100周年記念事業実行・企画委員会実行委員会
会長の指示により国際本部100周年記念事業参加に関する企画・運営を行う